5日夜、阿蘇市にある会社の寮に侵入し、元交際相手の技能実習生の女性の首を絞めるなどしたとして、インドネシア国籍の男が現行犯逮捕されました。 男は、警察の調べに「よりを戻すために女性に会いたかった」という趣旨の供述をしていて、容疑を一部否認しています。 住居侵入と暴行の疑いで現行犯逮捕されたのは兵庫県伊丹市に住む自称、会社員でインドネシア国籍のムハンマド ヌル ホリス容疑者(29)です。 警察によりますと、ホリス容疑者は5日午後8時半ごろ、阿蘇市にある会社の寮の中に掃き出し窓を割って侵入。 この寮で暮らす元交際相手の技能実習生の女性(20代)の首を絞めたり平手打ちしたりする暴行を加えたものです。 女性から助けを求められた会社の警備員が警察に通報、駆けつけた警察がホリス容疑者を現行犯逮捕しました。 ホリス容疑者は警察の調べに対し、大筋で容疑を認めていますが、女性を平手打ちしたことについては容疑を否認しているというこです。 また、動機については「よりを戻すために女性に会いたかった」という趣旨の供述をしています。 警察はホリス容疑者が復縁を迫り、犯行に及んだとみて当時の状況を調べています。