川崎市川崎区の住宅で岡崎彩咲陽さん(20)の遺体が見つかった事件で、岡崎さんが昨年12月20日、家族に「少し出かけてくる」などと連絡してから所在が分からなくなっていたことが7日、神奈川県警への取材で分かった。23日には岡崎さんのスマートフォンの電源が切れており、県警はこの間に事件に巻き込まれた可能性があるとみて捜査している。 県警によると、昨年12月20日、岡崎さんからLINE(ライン)で同居している祖母にメッセージがあった。22日には、身を寄せていた祖母宅の窓が割れているのが見つかった。 県警は、23日に父親から提出された行方不明届を受理。この日に岡崎さんのスマホの位置情報を確認しようとしたが、電源が入っておらず所在につながる情報は得られなかった。 県警は今年4月30日夜に元交際相手白井秀征容疑者(27)=死体遺棄容疑で逮捕=の自宅を家宅捜索。床下から遺体が見つかった。白井容疑者は「間違いない」と容疑を認めており、死亡への関与についても捜査する。