自宅で３歳の長男を粘着テープで巻き付けて拘束した罪で母親と祖父が起訴された事件で、警察は、低栄養状態の長男を医療機関に受診させず心肺停止にさせたなどとして２人を再逮捕しました。 保護責任者遺棄致傷の疑いで再逮捕された、男の子の母親・熊谷瞳容疑者（２６）と祖父の和弘容疑者（５２）は、去年１０月上旬ごろから今年１月２０日までの間、低栄養状態の長男に食事を食べさせなかったり医療機関を受診させず、一時、心肺停止させる低酸素脳症の傷害を負わせた疑いがもたれています。 長男は今年１月に病院に搬送された際意識不明の重体でしたが、現在は回復し退院しているということです。 警察の調べに対し２人は「間違いありません」と容疑を認めています。 ２人は粘着テープで巻き付けて拘束した罪ですでに起訴されていて、裁判が続いています。