5月3日午前、静岡市駿河区の路上で交通トラブルになり60代の男性に暴行を加え、車の鍵のキーホルダーを壊した疑いで、61歳の男が5月9日、逮捕されました。 暴行と器物損壊の疑いで逮捕されたのは、静岡市駿河区中田に住む無職の男(61)です。警察によりますと、男は3日午前11時半頃、静岡市駿河区の路上で、県中部地区に住む60代の男性と交通トラブルからけんかになり、男性の胸ぐらをつかむなどの暴行を加え、車の鍵のキーホルダーを壊した疑いが持たれています。 男が運転していたバイクを被害者の男性が運転していた乗用車が追い抜き、その様子に不満を感じた男が腹を立て、男性に声を掛けて車を止めさせけんかになったということです。 その後、男が警察に「男に胸をつかまれて揺すられた。無理な追い越しをされたので文句を言い、トラブルになった」と110番通報しました。 しかし、被害者の男性が乗っていた乗用車にはドライブレコーダーが設置されていて、男性が無理な追い越しをしていないことや、男が暴行を加えキーホルダーを壊したことが映っていたことから、警察は、事件から6日後の9日に男を逮捕しました。 2人に目立ったけがはないということです。 警察の調べに対し、男は容疑を否認していて、警察は事件の詳しい状況を調べています。