「サンダーボルツ*」「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」で知られる俳優セバスチャン・スタンが、ノンフィクション書籍「Burning Rainbow Farm(原題)」を映画化する新作に主演することがわかった。 米Deadlineによれば、本作は「オーダー」「ニトラム NITRAM」のジャスティン・カーゼルが監督。「ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今」のレオ・ウッドールが、スタンとともに主演する。 ディーン・カイパース著の原作は、米ミシガン州の田舎町にマリファナを吸って平和に暮らすコミュニティ「レインボーファーム」を創設したトム・クロスリンとロリー・ロームの同性カップルの実話を綴っている。大麻の合法化と環境保護を掲げる2人は、毎年開催するヘンプフェスティバルが数千人を集めるようになったことで、2001年5月にこれまで黙認してきた地元当局に大麻栽培の容疑で逮捕されてしまう。やがて11歳の息子を里親に預けられてしまい、事態は5日間にわたるアメリカ史上最大規模の立てこもり銃撃事件に発展した。 カーゼル監督は本作について、「ヘイト(憎しみ)に堂々と立ち向かい、『これが自分たちだ。奪えるものならやってみろ』と宣言した異端者2人のラブストーリーだ」と語っている。映画化する新作「Burning Rainbow Farm(原題)」は、トミー・マーフィーが脚本を執筆。主人公のカップルを、スタンとウッドールが演じる。カーゼル監督、アノニマス・コンテントがプロデュースする。