愛知県田原市の住宅で、70代の夫婦が死亡しているのが見つかった事件で、逮捕された、孫の男子高校生が、「祖父、祖母の順に刺した」という趣旨の供述をしていることがわかりました。 この事件は、5月9日、田原市の住宅で、70代の夫婦が血を流して死亡しているのが見つかったもので、同居する、孫の男子高校生（16）が、75歳の祖父の首などを刺し、殺害した疑いで逮捕されました。 その後の捜査関係者への取材で、男子高校生が、「家にあった包丁で、最初に祖父を刺して、次に祖母を刺した」という趣旨の供述をしていることがわかりました。 2人は、寝間着姿で、遺体には、全身に多数の刺し傷や切り傷があったということで、就寝中に、執ように襲われたとみられています。 調べに対し、男子高校生は、容疑を認める一方で、動機については話していないということで、警察が慎重に調べを進めています。