詐欺被害相次ぐ 男女3人を逮捕 2件の被害総額は4250万円 鹿児島

詐欺の被害が相次いでいます。うその投資話をもちかけ鹿屋市の会社から現金3000万円をだました取ったとして東京都の男女2人が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京都に住む団体職員菰田吉博容疑者(55)と会社役員の三好教子容疑者(65)です。 警察によりますと、菰田容疑者らは2023年、経営者と面識のある鹿屋市の有限会社に対して「新規事業のために投資資金が必要になる。お金は必ず返せる」などと嘘をつき、2回に渡って指定した口座に入金させ、あわせて現金3000万円をだまし取った疑いが持たれています。 警察の調べに対して2人は「だまし取るつもりはなかった」と容疑を否認しています。 一方、県内の70代女性から現金1250万円をだまし取った疑いでマレーシア国籍の男が逮捕されました。逮捕されたのは、クエイ・カイ・ヤン容疑者(26)です。 クエイ容疑者は今年3月、他の人物と共謀し警察官などになりすまして日置市の70代の女性に対し「あなたは不正契約をしヤクザとぐるになって犯罪を犯している」などと話し、日置市内のコンビニエンスストアの敷地内に現金1250万円が入ったビニール袋を置かせ、それを持ち去った疑いが持たれています。 クエイ容疑者は4月にも詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕されています。 警察はクエイ容疑者は受け子と見ていて、認否については捜査に支障があるとして明らかにしていません。

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