去年12月、不正に入手した新潟市東区内のパチンコ店が発行する会員カードを知人に渡し、同カード内の貯玉を特殊景品の交付を受け、だましとった疑いで大学生の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、新潟市北区に住む大学生の男(21)です。 男は、不正に入手した新潟市東区内のパチンコ店が発行する他人名義の会員カードを事情を知らない知人に渡し、同人を同カードの名義人になりすまさせて去年12月14日、パチンコ店で、同カード内に記録された貯玉を交換させ、特殊景品(時価合計91万5500円相当)の交付を受け、だまし取った疑いがもたれています。 警察によりますと、不正に入手したカードは男が以前、窃盗容疑で逮捕された際に盗んだカードで、事件はその被害者からの届出で発覚しました。 警察の調べに対し、男は「知り合いの会員カードを知人に渡して、景品交換したことに間違いありません」と容疑を認めています。 警察は動機などについて詳しく調べています。