障害がある人が利用するマッチングアプリなどを使ってぼったくり営業を繰り返していたとみられる男女3人が逮捕された事件で、3人のうち一部が「指示役から月に報酬100万円を得ていた」と供述していることがわかりました。 東京・渋谷区のバー「クイーン」の従業員、菅原梨那容疑者(24)ら男女3人は、今年1月、マッチングアプリで知り合った男性に従業員だと告げずにバーへ誘導し、飲食代として、現金やネックレスなどおよそ190万円分を強引に取り立てた疑いがもたれています。 その後の捜査関係者への取材で、3人の一部が「客の注文金額の数パーセントが報酬で、指示役から月に100万円を得ていた」と供述していることがわかりました。 また、注文を増やすため、水で薄めたショットを1杯2700円で提供していたということです。 警視庁は、グループが「トクリュウ」で背後に指示役がいるとみて調べています。