2024年8月、札幌市中心部で、無免許でレンタカーを運転したとして、中国籍の男が逮捕されました。 逮捕されたのは中国籍の自称会社員の男(53)です。 男は、2024年8月14日午前11時ごろ、札幌市中央区南8条西3丁目付近の道路で、無免許でレンタカーを運転した道路交通法違反の疑いが持たれています。 男は観光で日本を訪れていて、台湾人の女性らとともにレンタカーに乗っていました。 警察によりますと、このレンタカーは、同じ日の午後2時ごろ、北海道芦別市の国道で、乗用車と衝突する事故を起こしていました。 その際、運転していたのは台湾人の女性でしたが、警察の事故捜査の過程で、男が、事故前に無免許運転していたことがわかりました。 男は、事故後、日本を出国していましたが、5月16日、観光で神戸空港に入国した際、逮捕されました。 警察の取り調べに対して、中国籍の自称会社員の男(53)は「日本国内で運転できる車の免許を持っていないのに昨年、札幌市で運転した」と話し、容疑を認めているということです。 無免許で運転をした理由については「レンタカーを借りた人が運転が下手だったので自分が運転した」と話しているということで、警察がいきさつを調べています。