“闇バイト”実行役に懲役4年6か月の実刑判決 札幌地裁「自ら闇バイトに応募し犯行を担った」

札幌市内で2024年10月に起きた“闇バイト”による強盗や窃盗事件の裁判で、札幌地裁は逮捕・起訴された実行役の男に懲役4年6か月の実刑判決を言い渡しました。 強盗や窃盗などの罪に問われていたのは、鈴木陸被告25歳です。 判決によりますと、鈴木被告は2024年10月、札幌市豊平区の住宅に侵入し、住人の男性の手足を粘着テープで縛る暴行を加え、現金3万円を奪いました。 5月20日の判決で札幌地裁は、「自ら積極的に闇バイトに応募し、実行役として犯行を担った意思決定や行動は芳しくない」としたうえで、「被害者との示談が進んでいて、反省の態度を考慮するとしても実刑判決はやむを得ない」などとして、鈴木被告に懲役4年6か月の実刑判決を言い渡しました。

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