容疑者2人は事故直前まで飲酒 「ビールを2杯」中華料理店の店員が見た男たちの様子は… 埼玉・三郷市 小学生ひき逃げ事件【news23】

埼玉県で小学生4人が重軽傷を負ったひき逃げ事件。逮捕された中国籍の男2人が、事件直前、およそ2時間にわたって中華料理店で酒を飲んでいたことが分かりました。私たちの取材に、店員は「ビールを2杯頼んでいた」と状況を語りました。 ■小学生ひき逃げ事件 店員「お酒を2杯」“飲酒運転隠し”か ひき逃げなどの疑いで逮捕された中国籍の鄧洪鵬容疑者(42)。 今月14日午後4時ごろ、埼玉県・三郷市で小学生の集団に突っ込み、小学6年の男子児童4人に衝突して重軽傷を負わせたうえ、そのまま逃げた疑いが持たれています。 また、警察は助手席に乗っていた王洪利容疑者(25)も逮捕。鄧容疑者が酒を飲んだ状態と知りながら、車に同乗した疑いがもたれています。 捜査関係者によりますと、2人は現場から3キロ離れた市内の中華料理店で、事件の直前まで一緒に酒を飲んでいたということで、飲酒運転の発覚を免れるために逃亡した疑いがあるのです。 19日、2人が事件直前まで酒を飲んでいたとみられる飲食店の従業員が取材に応じました。 飲酒したとみられる店の従業員 「2人はテーブルに座って3〜5品頼んでいました。麻婆春雨やジャガイモの細切りを頼んでいた。まずはお酒を2杯、ビールを飲んでいました。中年と若い人の2人組で一人はスキンヘッドでした」 ――車に乗っていた? 「それは分かりません。うちの店には駐車場はない。初めて見る人で、悪い人のようには見えませんでした。普通に食事に来たお客さんでした」 他の客と様子は変わらなかった2人ですが、後日、警察が事件の関連で話を聞きに来たといいます。 飲酒したとみられる店の従業員 「頼んだメニューや人数、飲んだお酒について聞かれました。このような事を起こしたら、きちんと責任を負うべきです」 “飲酒運転隠し”の疑いがある悪質なひき逃げ事件。そのいきさつも見えてきました。 ■王容疑者を送り届ける途中で事件起こしたか 防犯カメラが捉えた飲酒直後とみられるSUV車 2人は事件当日、午後1時半ごろから鄧容疑者の自宅近くの中華料理店で酒を飲んでいました。 捜査関係者によりますと、飲酒のあと、鄧容疑者は王容疑者から自宅まで車で送り届けるよう頼まれ、その途中でひき逃げ事件を起こしたとみられています。

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