「GPSの悪用増加」県内のストーカー被害が最多ペース 4月だけで4人逮捕 山梨

今年1~4月に県警が認知したストーカー被害は52件に上り、過去最多だったおととしと同じペースで推移しています。 県警によりますと、ストーカー被害の認知件数は2020年から増加傾向にあり、おととしは過去最多の164件に上りました。 今年1~4月の認知件数は去年の同じ時期を9件上回る52件で、最多だったおととしとほぼ同じペースで推移しています。 また、ストーカー規制法違反での摘発も相次ぎ、4月だけで4人が逮捕されています。 ストーカー規制法では8つの行為を「ストーカー行為」として定め、規制対象としています。 ①つきまとい、待ち伏せ、押しかけ、うろつき ②監視していると告げる ③面会・交際などの要求 ④乱暴な言動 無言電話、連続した電話 ⑤ファクシミリ・電子メール・SNSメッセージ等 ⑥汚物などの送付 ⑦名誉を傷つける ⑧性的羞恥心の侵害 県警人身安全・少年課 吉田俊明 次席 「知っている人からのつきまといや、知らない人からのつきまといなど色々あると思うんですけど、これを1人で対峙することは非常に困難であり危険を伴うので、ストーカーにあっていると感じた時は迷わず最寄りの警察署に相談してください」 また、最近は位置情報が分かるGPSをストーカー行為に悪用するケースが増えていると指摘します。 県警人身安全・少年課 吉田俊明 次席 「元々は紛失防止のために使用するタグ、これを入手して対象者の所持品に取り付けたり、使用している車に取り付けたりという事例が確認されています」 県警は「1人で悩みを抱えず事態が深刻になる前に相談してほしい」と呼びかけています。

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