千葉県船橋市のアパートの一室に男が立てこもった事件で、逮捕された男が「母親と妹を監禁する前に部屋に灯油をまいた」という趣旨の供述をしていることが分かりました。 和田敢士容疑者(32)は20日、自宅アパートで母親(59)と妹(27)を監禁した疑いが持たれています。 警察によりますと、和田容疑者は立てこもってからおよそ7時間後に「降参します」と言ってアパートから出てきました。 けが人はいませんでした。 その後の警察への取材で、和田容疑者が「母親と妹を監禁する前に部屋のマットに灯油をまいた」という趣旨の供述をしていることが分かりました。 灯油とみられるものがまかれたマットは、監禁していた部屋とは別の部屋にあり、警察は成分を調べるとともに放火の疑いがあるか慎重に調べています。