会社役員の父の遺体遺棄か、長男を逮捕 関係者が証言「長男は会社の金を使い込んでいた」

福岡県北九州市の資材置き場に、土木建築会社の役員を務める父親の遺体を埋めたとして、46歳の長男が逮捕されました。会社の関係者は「長男は会社の多額の金を使い込んでいた」と証言しました。 この事件は20日午後、北九州市小倉南区の資材置き場で、土木建築会社の役員、華山龍一さん(当時87)の遺体が、全身を複数のシートで包まれた状態で土の中から見つかったものです。 警察は21日未明、龍一さんの長男で、同じ会社の社長を務める華山龍馬容疑者(46)を死体遺棄の疑いで逮捕しました。警察の調べに対し、龍馬容疑者は「私は、やっていません」と容疑を否認しています。 会社の関係者はNNNの取材に対し、龍馬容疑者が会社の金を使い込んでいたとした上で、その額は1億数千万円に上ると、父親の龍一さんが話していたことを明らかにしました。 警察は、金をめぐるトラブルが事件につながったかどうか調べるとともに、龍馬容疑者が龍一さんを殺害した疑いも視野に捜査を進めています。

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