都内に住む高齢女性から現金350万円をだまし取ったとして、21歳の男が逮捕されました。男は、不良少年らで構成された特殊詐欺グループのリクルーターとみられています。 警察によりますと、埼玉県行田市の河辺勇斗容疑者はことし3月、東京・江戸川区に住む高齢女性に、女性の息子の上司をかたり「息子さんは会社のIDを使って500万円を引き出していた」などとウソの電話をし、現金350万円をだまし取った疑いがもたれています。 河辺容疑者は、埼玉県内の不良少年らで構成された特殊詐欺グループのリクルーターとみられていて、このグループをめぐっては、ほかに受け子など6人が逮捕されています。 調べに対し、河辺容疑者は「どういうことですか、関わっていません」と容疑を否認しているということです。