北海道・旭川中央警察署は2025年5月22日、放置されていた自転車を持ち去ったとして、占有離脱物横領の疑いで、旭川市の住所不定・無職の男（61）を逮捕しました。 男は2025年5月11日ごろ、旭川市7条通2丁目の共同住宅の敷地内で、何者かによって置き去りにされていた他人の自転車（時価5000円相当）を拾ったのに、自分のものとするために持ち去り、横領した疑いが持たれています。 警察によりますと、旭川市大町で21日、男がこの自転車に乗って単独で事故を起こし軽いけがをしたところを目撃者が通報。 駆けつけた警察官が自転車を確認したところ、盗難届が出ているものと判明し、その後の捜査で男が放置された自転車を持ち去って使っていたことがわかったため逮捕に至りました。 自転車は市内に住む50代男性が所有しているもので、５月上旬に鍵をかけ忘れて何者かに盗まれていました。 男は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めていて、「移動手段に使いたかった」と供述しています。 警察は自転車を駐輪する際は、二重に施錠する「ツーロック」を呼びかけています。