高知市の商業施設で、他人のリュックサックを盗んだ疑いで、50代の放射線技師の男が逮捕されました。男は置きっぱなしだったリュックサックを持ち去り、5日後に、近くに戻していて、防犯カメラにその様子がうつっていたということです。 逮捕されたのは国立病院機構高知病院に勤務する50代の診療放射線技師の男です。 高知警察署の調べによりますと、男は4月9日の午後6時45分ごろ、高知市の商業施設の駐輪場で、タブレットが入ったリュックサック(2万5000円相当)を盗んだ疑いがもたれています。 リュックサックは、被害者の男性が商業施設を訪れた際、自転車のそばに置きっぱなしにした物で、男性が店舗から戻るとなくなっていたということです。 男はリュックサックを持ってその場を離れましたが、5日後、そのリュックサックを商業施設の駐輪場付近にあるベンチに戻していて、防犯カメラには、盗んだ様子と戻す様子、それぞれが映っていたということです。 調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認める供述をしていて、警察が詳しい動機などを調べています。