北九州・資材置き場から遺体 共犯の疑いで42歳女性逮捕 福岡県警

北九州市小倉南区の資材置き場の土中から男性の遺体が見つかった事件で、福岡県警は23日、新たに同市小倉北区のアルバイト、福田真美容疑者(42)を死体遺棄容疑で逮捕した。「やっていない」と容疑を否認しているという。県警は21日に土木会社「花山組」社長で男性の長男、華山龍馬容疑者(46)=小倉北区=を同容疑で逮捕しており、逮捕者は2人目。 県警によると、遺体で見つかった男性は花山組会長で華山容疑者の父、龍一さん(当時87歳)=小倉北区。 福田容疑者の逮捕容疑は華山容疑者と共謀して4月18日午前8~9時ごろ、花山組が管理する小倉南区市丸の資材置き場で、龍一さんの遺体を土中に埋めて遺棄したとしている。県警によると、華山、福田両容疑者は知人同士で、4月18日前後に連絡を取り合っていた形跡がある。 龍一さんは4月17日午後に帰宅後、行方が分からなくなった。華山容疑者と龍一さんが金銭トラブルなどを抱えていたことから捜査したところ、5月20日午後に資材置き場の土中から全身を複数のシートで包まれた状態の遺体で見つかった。司法解剖の結果、死因は首を絞められたことによる窒息死とみられ、死亡推定時刻は4月中旬ごろだという。華山容疑者も「やっていません」と容疑を否認している。【川畑岳志、井土映美】

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