今年1月、群馬県内の中学校で男性教師(事件当時68)が女子生徒(当時13)にキスをしたり、身体を触ったりする事件が起きた。女子生徒は特定の場面で話すことができなくなる「場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)」で、学校では筆談でコミュニケーションを取っていた。26日、不同意わいせつの罪に問われた男性教師に、懲役2年6カ月(執行猶予4年)の判決が言い渡された。 「学校は被害をなかったことにしたかったのではないか」 そう話す女子生徒の母親は、事件後の学校の対応に不信感を抱いた。校長から被害を「口外しないでほしい」と言われたという。 学校で起きる性暴力事件。被害者を守るため、必要な対応とは? (テレ朝news 笠井理沙 今井友理) ※被害者の特定を避けるため、自治体や学校、被告の名前を伏せて報じています。 ※性暴力被害の実態を伝えるため、被害の詳細について触れています。フラッシュバックなど症状のある方はご留意ください。