横須賀の9台絡む多重事故 ひき逃げ疑いで男を再逮捕

神奈川県横須賀市の県道で今月上旬に発生した乗用車や路線バスなど計9台が絡む事故で、県警交通捜査課と横須賀署は26日、道交法違反(不救護・不申告)と自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、神奈川県出身で住所不定、自称事務会計代行業の男(31)を再逮捕した。 再逮捕容疑は、5日午前11時15分ごろ、同市若松町2丁目の県道で、運転する乗用車を前方の路線バスに追突させたほか、後退させて後方のワゴン車にぶつけた後、対向車線の乗用車に衝突させて運転していた女性(71)に軽傷を負わせたがそのまま逃走した、としている。 同課によると、男は「事故を起こしたことは間違いないが、不救護と不申告については弁護士と相談してから話します」などと供述し、容疑を一部認めている。 男の車は対向車線の車などにぶつかりながら約300メートル走行し、別のバスに衝突して停止。0歳~87歳の男女12人がけがを負ったが、いずれも命に別条はなかった。県警は同日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで男を現行犯逮捕していた。 同課は自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の容疑も視野に捜査している。

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