知人の男性から覚せい剤のようなものを購入し受け取ったとして、山口県に住む男が、27日、出雲警察署に逮捕されました。 麻薬特例法違反(規制薬物としての譲受)の容疑で逮捕されたのは、山口県周南市に住むとび職の男(46)です。 出雲警察署によりますと、男は去年3月ごろ、知人の男性に覚せい剤の購入を申し込み、発送を依頼。 同月29日ごろ、宅配便で発送されてきた覚せい剤のようなもの約0.5グラムを、山口県防府市内で受け取った疑いがもたれています。 別の事件の捜査の過程で、知人が男に覚せい剤を渡したという情報を入手した警察が、捜査を行った結果、2人の間で覚せい剤の受け取りに関するやり取りが行われていたことが認められたため、男の逮捕に至ったということです。 なお、覚せい剤の現物は確認されていません。 調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。 出雲警察署は、男に覚せい剤のようなものを渡したとされる知人を特定していて、男の余罪と共に、詳しい調べを進めています。