千葉市の路上で84歳の女性を殺害したとして中学3年の15歳の男子生徒が逮捕された事件で、千葉地検は男子生徒の刑事責任能力を調べるため、きょうから鑑定留置を始めました。 中学3年の男子生徒(15)は今月11日、千葉市若葉区の路上で、近くに住む高橋八生さん(84)の背中を刃物のようなもので刺して殺害した疑いがもたれています。 千葉地検は男子生徒の刑事責任能力を調べるため、きょうから鑑定留置を始めたことを明らかにしました。期間は、およそ3か月です。 捜査関係者によりますと、これまでの取り調べに対し男子生徒は「長く少年院にいるために刃物で人を殺した方が確実だと思った。自分より弱い人を狙った」などという趣旨の供述をしているということです。 2人の間に面識はなく、警察は事件に至った動機を慎重に調べています。