羽田空港で27日、航空会社のカウンターからタブレット端末1台などを盗ん疑いで、自称・東京都のリサイクル会社の代表取締役の男が福岡空港で逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、自称・東京都豊島区のリサイクル会社の代表取締役・可知見聞容疑者(34)です。 警察によりますと、可知容疑者は27日午前11時ごろ、羽田空港第2ターミナル内の航空会社のカウンターから、時価約8万5000円のタブレット端末1台などを盗んだ疑いが持たれています。 「業務で使っていたタブレットを盗んだ男が、福岡空港行きの便に乗っています」と羽田空港から福岡空港警察署に通報があったことで、事件が発覚。 福岡空港に到着した可知容疑者を調べたところ、リュックサックの中に羽田空港に設置されていたタブレット端末が入っていたということです。 警察の調べに対し、可知容疑者は「カウンターに置かれていたタブレットを盗んだのは確かだが、盗んだ意思はない。自分のタブレットと間違えた」と、容疑を一部否認しています。