元パート同僚へ”詐欺”20人以上が計2億円被害か

かつてのパート仲間から現金300万円をだまし取ったとして、佐賀県に住む78歳の女が詐欺の疑いで逮捕されました。 警察によりますと、佐賀県基山町の無職、中邑こと青山早苗容疑者(78)は2022年6月下旬ごろ、自身が勤務していたスーパーマーケットのパート仲間だった福岡県筑紫野市の無職の女性(83)に対し、架空の会社経営者に現金を預ければ利子がついて戻ってくるよう電話で偽り、現金300万円をだまし取った疑いがもたれています。 女性は20年以上前からあわせて1千万円以上の現金を渡していたとみられ、去年7月、自宅を訪ねてきた青山容疑者の息子に打ち明けられて詐欺被害に気づいたということです。 青山容疑者は警察の調べに対し「夫に借金があり、お金を工面するために始めた」「ほかの人に返したり、嘘の利子を払ったりするお金が手元になかったのでだまし取った」などと容疑を認めているということです。 警察は青山容疑者がパート仲間20人余りからあわせて2億円余りをだまし取った可能性もあるとみて、余罪も調べる方針です。

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