関西六大学野球連盟の大商大は28日、出場権を得ていた全日本大学野球選手権(6月9日開幕、神宮ほか)の出場を辞退すると発表した。 同大学では、プロ注目捕手の蜷川大容疑者(21)が今月21日に不同意性交の疑いで逮捕されていた。 大学側は「学生野球は教育活動の一環との認識のもと、この事態を厳粛に受け止め、関西六大学野球連盟を通じて標記大会への出場辞退を申し出いたしました。今後は、本学の建学の理念及びスポーツ憲章の趣旨に鑑み、適切な倫理観・公共精神を備えた人間形成を達成すべく、全学を挙げて取り組んでまいります」とコメントした。