昼職女性を狙い撃ち「ホスト指南書」作成、副店長に有罪判決 「被害者を食い物」にする卑劣な手口が裁判で明らかに

大阪市内のホストクラブで、部下のホストと共謀し、複数の女性客から計268万円を脅し取ったとして恐喝罪の罪などに問われた被告人(20代男性)について、大阪地裁は5月28日、懲役3年執行猶予5年(求刑:懲役3年6カ月)の有罪判決を言い渡した。 三輪篤志裁判官は判決の言い渡し後「あなたがしてきたのは、被害者を食い物にするようなことで、悪質性が高くて軽視できない。やったことの重みを自覚するようにしてください」と説諭した。 裁判では、被告人が「副店長格」として店に勤務しており、客から効率的に金銭をとれるよう「一撃」という名のマニュアルを作成し、ホストを指導していたことも明らかになった。判決に至るまでの公判から、その卑劣な手口を追った。(裁判ライター・普通)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする