おととい、宇和島自動車道で道路上にいた男性が車にはねられ、意識不明の重体となった事故。 警察は、きょう宇和島市に住む43歳の男を酒気帯び運転などの疑いで逮捕しました。 過失運転致傷と酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、宇和島市白浜の自称・会社役員、浅野元気容疑者(43)です。 警察によりますと、浅野容疑者はおととい午前2時半頃、宇和島市坂下津の宇和島自動車道・下り線で酒を飲んだ状態で軽乗用車を運転し、道路上にいた松山市の塗装業の59歳の男性をはねた疑いがもたれています。 はねられた男性は頭などを強く打ち、現在も意識不明の重体です。 事故当時、浅野容疑者の呼気からは、基準値のおよそ4倍となる0.59ミリグラムのアルコールが検出されていて、警察は事情聴取などの捜査を行い、容疑が固まったとしてきょう逮捕しました。 調べに対し浅野容疑者は、「酒を飲んで車を運転し、事故を起こしたことは間違いない」と容疑を認めているということです。 警察は引き続き、容疑者の飲酒の状況や事故の原因を詳しく調べる方針です。