【AFP=時事】フランスの首都パリにあるホロコースト記念館と2つのシナゴーグおよびレストラン1軒が5月31日夜、ペンキで汚損された。イスラエル大使館はこれを「組織的な反ユダヤ主義攻撃」と非難した。 パリ検察当局は「宗教を理由とした損害」の捜査を開始したと発表した。逮捕者はまだ出ていない。 フランスのブリュノ・ルタイヨー内相は、Xに投稿し、「ユダヤ人コミュニティーを標的にしたこれらの凶悪な行為に深く嫌悪感を抱いている」と述べた。 フランスのイスラエル大使館は「組織的な反ユダヤ主義攻撃に恐怖を感じている」と述べ、一部のフランス当局者との最近の緊張が「問題のある不和」の一因になっていると付け加えた。【翻訳編集】 AFPBB News