2025年5月、大阪府枚方市の交差点で原付バイクを運転していた高齢男性を転倒させ、重傷を負わせたうえ逃走した疑いで、救急隊員の男が逮捕されました。 ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、枚方東消防署に勤務する救急隊員・瀧本翔史容疑者(33)です。 瀧本容疑者は5月14日、原付バイクに乗って自宅に帰る途中、枚方市津田北町の信号機のない交差点で男性(83)が運転する原付バイクとぶつかりそうになり、驚いた男性が転倒してけがをしたにもかかわらず、そのまま逃走した疑いが持たれています。 警察によると、瀧本容疑者側に一時停止の義務があり、防犯カメラなどの捜査から逮捕に至ったということです。 男性(83)は、左の鎖骨を折るなどの重傷です。 調べに対し、瀧本容疑者は「バイクとぶつかりそうになりましたが、ぶつかることはなかったので、そのまま帰宅しました」と容疑を否認しているということです。 枚方寝屋川消防組合は、「今後、事実関係を確認の上、厳正に対処してまいりますとともに、服務規律の確保について重ねて徹底し、市民の皆様の信頼回復に努めてまいります」などとコメントしています。