少年3人による強盗予備事件にも関与か?逃走用の車を盗もうとした疑いで上位指示役とみられる男(49)逮捕

2024年10月に山口県光市で起きた少年3人による強盗予備事件に関連して、強盗の実行役に使わせる目的でワゴン車3台を盗もうとした疑いで、東京都に住む男(49)が逮捕されました。男は指示役など、上位の立場とみられます。 窃盗未遂の疑いで逮捕されたのは、東京都の自称不動産業の男です。 男は、すでに実刑判決を受けている男3人と共謀。2024年10月18日から21日かけて、周南市内3か所の会社駐車場に止めてあったワゴン車3台のイグニッションキーシリンダーに工具を差し込むなどし、盗もうとした疑いが持たれています。 男は、光市内に止めてあった軽乗用車を盗んだ疑いで、すでに逮捕されています。この事件をめぐっては、光市内の住宅に強盗に入る目的で工具などを準備したとして、関東に住む中高生3人が強盗予備の疑いで逮捕され、処分を受けています。 これまでの裁判で、一連の事件は匿名流動型犯罪グループ「トクリュウ」の犯行で、男らが盗んだ軽乗用車は、強盗予備事件の実行役に使わせる目的だったことが分かっています。また、裁判で共犯者の1人は、男と知人関係で「犯行を指示し、リーダー的存在だった」などと話していました。 警察の調べに対し、男は「全く知りません」と容疑を否認しています。警察は、男は犯行当時現場の近くにはいなかったとみていて、車の窃盗未遂事件に関与した4人の中で、指示役などの上位立場とみています。男が強盗予備事件に関わった疑いも視野に、捜査しています。

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