ジェンソン・バトン妻から4800万円相当の高級品を盗んだ窃盗犯に実刑判決。2年以上の懲役刑が言い渡される

インナー・ロンドン刑事裁判所は5月30日(金)、2009年のF1世界チャンピオンであるジェンソン・バトンの妻ブリトニーから25万ポンド(約4830万円)相当の高級品を盗んだ窃盗犯に対して、懲役2年4ヵ月の実刑判決を下した。 窃盗事件は2025年2月13日、バトン夫妻がパリ旅行から帰国した際に発生した。午後12時30分、ユーロスターでセント・パンクラス国際駅に到着した時、41際のモウラッド・エイドは運転手とジェンソンが荷物をクルマに積み込む間にブリトニーのスーツケースを盗んだ。 スーツケースの総額は38万3037.92ポンド(約7391万円)という途方もない額に達した。しかし犯行から4日後に逮捕されたエイドは、25万ポンド相当の品物に関して起訴された。その中には約7万ポンド(約1350万円)相当のエルメス・ケリーバッグ2個、アンティーク・ジュエリー、家宝などが含まれた。 マイケル・テイラー捜査官は判決後、次のようにコメントした。 「エイドは見ず知らずの他人からスーツケースを盗むという大胆かつ日和見的な行動を取り、彼らに多大な不安と心配を与えた」 「エイドを迅速に特定し、逮捕し、起訴することができた関係者の努力に感謝したい」 エイドは刑期を終えた後、不法滞在のため自動的に国外追放となる。 ブリトニーは窃盗事件の直後、イギリスには戻りたくないとDaily Mail紙に語っていた。 「ショックでした。(ロンドンは)とにかく人が多くて、混沌としていて、何もかもが不安な感じでした。私は両親のモノをあまり持っていませんし、家宝も多くはありません。だから本当に心が痛みました」 「普段、人前に出たり、旅行したりする時は、かなり用心しているのですが、まさか窃盗団が文字通り待ち構えて様子を見ていたとは思いませんでした。私たち夫婦はイギリスに戻る気はありません。しかし家族や仕事のために戻らなくてはならないので、とても残念です」 「あまり安全には感じていませんし、かつてはそうじゃなかったと思います。子どもたちや祖母、叔母たちが住んでいるので、残念でなりません」

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