不正に入手した他人の電子ポイントを使い高知市の量販店から商品を騙し取った疑いで県警は6月3日、住所不定無職の男を再逮捕しました。 不正アクセス禁止法違反と詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定無職の天野翔太容疑者(37)です。警察によりますと天野容疑者は、去年7月県内の男2人と共謀し東京の会社が管理するコンピューターに不正にアクセスし、他人の電子ポイントを不正に入手。そのポイントを高知市の量販店で使用し、10万2千円分の電動工具5点を騙し取った疑いがもたれています。天野容疑者は今年5月に同様の手口の事件で逮捕されていて、警察が余罪を捜査した結果、今回の犯行が明らかになりました。 天野容疑者は調べに対して黙秘しているという事です。 県警は、天野容疑者がどのように他人のIDとパスワードを手に入れたのかを調べると共に他県の警察と連携しながら事件の全容解明を進める方針です。