高齢者向け介護施設に入居する女性の居室に侵入し、キャッシュカードを盗んだとして、上越市板倉区に住む無職の女(42)が逮捕されました。 警察によりますと、女は当時、介護施設の職員で、ことし2月28日から4月8日までの間に入居者の女性が食事で居室を空けた際に女性の居室に侵入しキャッシュカードを1枚盗んだ疑いがもたれています。 女性の口座のお金がなくなっていることに気付いた被害関係者から警察へ届け出があり、警察が捜査を進めるなかで、女が女性のキャッシュカードから妙高市内のコンビニエンスストアのATMで現金計40万円を払い出した疑いが浮上、5月14日に逮捕されていました。 その捜査の中で、今回の窃盗と住居侵入についても容疑が固まったことから逮捕に至りました。 警察の調べに対し、女は「盗んだことについては間違いありません」と、おおむね容疑を認めているということです。 警察は、女がほかの同様事件にも関与しているとみて捜査を続けています。