事件が起きたのは診療時間中の病院。 男性医師が患者に刃物で切りつけられ、重傷です。 事件が起きた病院では、患者の姿は見えず、立ち入り禁止のテープが張られています。 病院にいた人: (Q.どこでトラブル?)消化器内科。血の跡とか掃除とかしてたから、やばかったって言ってた。血は入り口の椅子にもついていたそうです。 現場は千葉都市モノレールの小倉台駅から南に1kmほどの場所にある千葉中央メディカルセンター。 警察によりますと、5日午前11時過ぎ、病院内で53歳の男性医師が患者に刃物で首などを切られ重傷。命に別条はないということです。 医師を切りつけた患者は野邊福義容疑者(75)。 駆けつけた警察官に殺人未遂の現行犯で逮捕されました。 事件発生時、病院にいた人は「院内放送でコードブルーとかコードレッドは耳に入ってるから。(Q.コードブルーとコードレッドとは?)ドクターがその現場にかけつけるというお知らせなんですけど、緊急事態だよっていう。何かあったなというのは分かるんですけど」と話しました。 53歳の男性医師と75歳の患者。 2人は、どのような関係だったのでしょうか。 調べに対し、野邊容疑者は容疑を認めていて、「左首を狙って刺した」と供述しています。 また、野邊容疑者が男性医師に何らかの液体をかけたという情報も出ていますが、それによるけがはないということです。 野邊容疑者は、「病院に対して恨みがあった」という趣旨の供述しているということで、警察がさらに詳しく調べています。