三菱ケミカル工場放火事件で逮捕・起訴された29歳グループ会社社員の男 事件の前月に発生した同じビルでの放火未遂事件で逮捕

今年2月、北九州市八幡西区にある三菱ケミカルの工場の倉庫に放火しようとしたとしてグループ会社の社員の29歳の男が逮捕されました。 男は、3月に同じ倉庫に放火したとして逮捕・起訴されています。 現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されたのは、八幡西区黒崎の会社員西田圭佑容疑者(29)です。 西田容疑者は、2月17日午後6時ごろ、八幡西区黒崎城石にある三菱ケミカル・半導体製造工場内にある地上5階建てビルの1階部分にある倉庫で段ボールに火をつけ、建物を燃やそうとした疑いが持たれています。 警察によりますと段ボールから火が出ていることに気付いた別の関係者がすぐに消火をしたため、建物には燃え移らなかったということです。 西田容疑者は、3月7日に同じビルの倉庫で段ボールに火をつけ建物の一部を燃やしたとして逮捕・起訴されていて、捜査の過程で2月に発生した放火未遂事件への関与も浮上しました。 取り調べに対し、西田容疑者は、段ボールに火を付けたことは認めているものの、「建物まで引火するという考えはありませんでした」などと話し、容疑を否認しています。

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