青森県内に住む当時高校生だった女性に同意を得ることなく、わいせつな行為をしたとして、警部補の男と住職の男が逮捕・送検されました。 逮捕・送検されたのは、青森市浜田に住む県警察本部警備部機動隊の警部補佐々木淳容疑者(53)と、むつ市美里町に住む住職の水野良章容疑者(46)です。 警察によりますと、インターネットの掲示板を通じて知り合った2人は共謀し、2024年11月、県内のレンタルルームで、当時高校生だった女性に同意を得ずわいせつな行為をした疑いが持たれています。 2024年12月、女子高校生の関係者から警察に被害の相談があり、事件が発覚しました。水野容疑者と女性はアプリを通じて知り合い、3人が直接会うのはこの日が初めてだったということです。 警察の調べに対し、佐々木容疑者は容疑を認め、水野容疑者は一部否認しているということです。佐々木容疑者は1996年に採用され、勤務態度に問題はなかったということです。逮捕された5日も勤務日でした。 県警察本部の小野寺健一本部長は、6日に開かれた県下警察署長会議で陳謝し、「法の執行者としてあってはならない行為」として県民の信頼回復に努めると述べました。 【青森県警察本部 小野寺健一本部長】 「警察本部長として重く受け止めております。被害者及びご家族、そして県民の皆様に深くおわび申し上げます」 「青森県警察は組織一丸となって県民の信頼回復に全力を尽くします」