ミャンマーを拠点にした特殊詐欺事件で、名古屋市の16歳の少年らを勧誘したリクルーター役とみられる男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは住所不定、無職の丸杉龍実容疑者(31)です。 警察によりますと、丸杉容疑者は今年1月、すでに逮捕されている石川翔紀容疑者(32)、谷地智成容疑者(22)、名古屋市瑞穂区に住む高校生の少年(16)らと共謀し、三重県鈴鹿市の男性にミャンマーから嘘の電話を掛けて現金990万円をだまし取った疑いが持たれています。 警察は丸杉容疑者の認否を明らかにしていません。 丸杉容疑者は3人を勧誘したリクルーター役とみられていて、パスポート申請のサポートなどもしていたということです。 警察は組織の実態解明を進める方針です。