周囲には「歩いて帰る」と伝える 酒気帯び運転で逮捕された寒河江市職員 イベント打ち上げで飲酒

寒河江市職員の25歳の男性主事が酒気帯び運転の疑いで8日、逮捕された事態を受け、9日午後、猪倉副市長らが緊急会見を開きました。逮捕された男性主事は当時、自身が携わったイベントの打ち上げで深夜まで酒を飲み、周囲には「歩いて帰る」と話していたことが分かりました。 逮捕されたのは、寒河江市上下水道課に勤務する25歳の男性主事です。 警察の調べによりますとこの男性主事は8日午前3時ごろ、寒河江市寒河江の県道で、軽乗用車を酒気帯びの状態で運転した疑いです。近隣の住民から縁石に衝突する物損事故が起きたとの通報で駆け付けた警察官が男性主事の酒の臭いに気付き、発覚しました。調べに対し、男性主事は容疑を認めています。 寒河江市によりますと男性主事は2020年4月に市の職員に採用され、勤務態度に問題はなかったということです。 寒河江市などを会場に7日開かれたサイクリングイベントでは実行委員会のメンバーを務めていました。 そして、イベント当日の夕方から、寒河江駅周辺の飲食店で打ち上げに参加し、実行委員会のメンバー10人ほどで酒を飲んでいたということです。 寒河江市・猪倉秀行 副市長「本人含め数人で4次会まで行ったようだ。午前1時30分ごろ店を出たようだ」 当時、一緒に飲んでいたメンバーから帰る手段を問われ、こう答えていました。 寒河江市・今野育男 総務課長「同席した会員メンバーが確認したところ、本人は『歩いて帰る』と言っていたそうだ」 男性主事は、8日午前1時30分ごろに打ち上げを終えた後、帰宅途中に飲酒運転したとみられ、警察が経緯を調べています。 男性主事は9日夕方に釈放されました。

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