福岡県久山町で、道路の側溝に設置された鉄板3枚を盗んだとして20代の男2人が逮捕・起訴されました。「売却し生活費に充てた」と話しているということです。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、福岡市東区のアルバイト、小川瑠輝容疑者(24)と、住居不定の自営業、前田光容疑者(22)です。 警察によりますと、2人は去年8月、福岡県久山町で、道路脇の側溝に設置されていた鉄板3枚、合わせて11万4000円相当を盗んだ疑いです。 2人とも「盗んだ鉄を売却し、生活費に充てていた」と容疑を認め、すでに起訴されています。 警察は、2人が去年5月から9月にかけ、古賀市で23回、福津市で7回、福岡市東区で3件、宗像市で1件、久山町で1件、計35回にわたり、道路脇の側溝に設置されていた鉄格子や鉄板160点近くを軽トラックで持ち去り、金属の買い取り業者に売却していたことを確認したとしています。 被害総額は700万円あまりに上るということです。