福岡県北九州市で87歳の父親を殺害した疑いで再逮捕された長男が、事件前に結束バンドや粘着テープを購入していたことが新たに分かりました。 この事件では5月、北九州市小倉南区の資材置き場で、華山龍一さん(当時87)の遺体が土の中から見つかりました。 捜査本部は11日、死体遺棄の疑いで逮捕されていた長男の華山龍馬容疑者(46)と知人の福田真美容疑者(42)を殺人容疑で再逮捕しました。 いずれも事件への関与を否定しているということです。 捜査関係者によりますと、華山容疑者は龍一さんを殺害したとされる数日前から当日の間に、結束バンドや粘着テープなどを購入していたことが新たに分かりました。 龍一さんの死因は何らかの凶器で首を絞められたことによる窒息とみられていて、捜査本部は結束バンドなどが事件に使われた可能性もあるとみて調べています。