アメリカ・ロサンゼルスで行われているトランプ政権の移民政策への抗議活動は6日目を迎えています。こうした中でも、移民当局による摘発は続けられていて、父親が拘束され、突然、連絡が取れなくなったという姉妹に話を聞きました。 今月6日に始まったロサンゼルスの抗議活動。一部が暴徒化する事態を受けてロサンゼルス市は10日、中心部の一部に夜間外出禁止令を発令しました。 警察によりますと、朝までの24時間で対象区域内に留まったなどとして200人以上が逮捕されたということです。 地元メディアは、この間、略奪や目立った破壊行為などは報告されていないと伝えています。 「ダウンタウンで抗議活動が行われる中、こちらの洗車場でも移民の摘発がありました」 抗議活動が続く中でも移民当局による摘発は続いていて、今月8日に洗車場で働いていた父親を拘束された家族が胸の内を語りました。 父親が拘束された姉妹 「無事に帰ってきて、声を聞かせてほしいです」 「まだ父親がどこで拘束されているかも分からず、捜しているところです。父親と連絡をとって、どうしているか知りたい」 ロサンゼルス市長は当局による摘発や州兵などの派遣が続く限り、夜間外出禁止令を続ける意向を示しています。