入院していた女性に薬剤を混ぜたお茶を飲ませたとして逮捕された元職員の男は、別の患者にも同様の行為を行っていたと見られています。 12日午前、傷害と威力業務妨害の疑いで送検されたのは無職の石地一磨容疑者です。石地容疑者は5月、広島市内の病院で入院中の79歳の女性に薬剤を混ぜたお茶を飲ませ、数時間ほど意識を朦朧とさせた疑いです。石地容疑者は2025年2月から介護福祉士として勤務しており、病院によると院内の防犯カメラに別の患者のコップにも錠剤を入れるような様子が写っていたということです。警察の調べに対し、石地容疑者は「だいたいあっています」と容疑を認めているということです。警察は、石地容疑者が他の患者にも同じような行為を行っていた可能性もあるとみて捜査しています。 (2025年6月12日放送)