合成麻薬「MDMA」をドイツから国際郵便を使って販売目的で密輸したとして、ベトナム人の男女3人が逮捕・起訴されました。靴底がくり抜かれたスニーカーに“手りゅう弾”の形をしたMDMA約5000錠が隠されていたということです。 麻薬取締法違反(営利目的共同輸入)の罪で逮捕・起訴されたのは、いずれもベトナム国籍で大阪市内に住む会社員のレー・ホアン・ザ・フォン被告(26)とグエン・ティ・マイ被告(28)、そしてチャン・アイン・ドゥック被告(27)の男女3人です。 警察や税関によりますと、フォン被告は今年3月と4月、2回にわたって、ドイツからMDMA計約5000錠などを販売目的で密輸した罪に問われています。また、マイ被告とドゥック被告は、このうち1回の密輸に関わったとして起訴されています。