奈良県警は13日、大麻成分の入った液体を使用した疑いで21歳のアルバイト従業員の女を逮捕しました。大麻に「使用罪」を適用する改正法が去年12月に施行されて以降、奈良県内で初めての逮捕者です。 麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、アルバイト従業員の21歳の女です。警察によりますと、女は大阪市生野区の自宅またはその他の場所で大麻成分の入った液体(大麻リキッド)を使用した疑いがもたれています。 警察は、逮捕に至る詳しい経緯を明らかにしていませんが、女が任意の尿検査に応じ、鑑定の結果、大麻を使用した際に出る代謝物が検出されたということです。女の自宅からは、未使用の大麻リキッドも押収されています。 女は調べに対し「自宅でリキッドを使いました。5月頃に使った」と容疑を認めているということです。 警察は今後、入手経路などについて捜査を進めるということです。