逆走7時間前に飲酒運転か 新名神事故、三重県警が男を追送検

三重県亀山市の新名神高速道路で乗用車が逆走して4人がけがをした事故で、逆走の約7時間前に飲酒運転をしたとして、県警は13日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、ペルー国籍の男(34)を追送検した。 県警によると、追送検されたのは滋賀県長浜市小堀町、無職ロッシ・クルーズ・ジョン・エリアス容疑者。追送検容疑は先月18日午前4時ごろ、名古屋市中区栄3丁目の市道で飲酒運転をした疑い。県警は認否を明らかにしていない。 県警は今月5日、ロッシ容疑者が飲酒運転する車に同乗したとして、同国籍で四日市市あかつき台6丁目、無職スエノ・レルズンディ・ホルヘ・アントニオ容疑者(34)を逮捕していた。2人は直前まで名古屋市内の飲食店で酒を飲んでいたとみられる。 ロッシ容疑者は先月18日午前11時ごろ、亀山市安坂山町の新名神高速鈴鹿トンネル付近を乗用車で逆走。4台が絡む事故を引き起こして4人にけがをさせたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の疑いなどで逮捕、送検されていた。

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