ビデオ通話で逮捕状を見せ「資金調査をする」と振り込みを要求…30歳代女性が100万円をだまし取られる

八戸警察署によりますと6月13日、青森県内に居住する30歳代の女性のスマートフォンに長野県警の警察官を名乗る女から電話があり、 ・犯罪グループの主犯である小沢優大を逮捕して自宅を捜索したところ、あなた名義の楽天銀行のキャッシュカードが出てきました。 と言われ、LINEでやり取りを継続するように指示されました。 女性が教えられたLINEアカウント名「(わ)386-9」を登録したところ、長野県警の「原巧」と名乗る男からLINEのビデオ通話機能で、警察手帳と逮捕状を見せられました。 さらに原から口座のことを聞かれたため、自分の口座や口座残高などを教えました。 すると原から、LINEのビデオ通話機能で ・資金調査をするので、コンビニのATMから指定の口座にお金を振り込んでもらいます。 ・資金調査が終われば返金します。 と言われ、資金調査名目で6月13日2回にわたり、青森県内のコンビニエンスストアのATMから、指定されたネット銀行の個人名義口座に、合計100万円を振り込みました。 さらに原はお金を振り込むように言ってきましたが、振込後に女性が知人に相談したところ、被害に気が付いたということです。 警察は犯人はLINEなどで連絡を取り合い、逮捕状や警察手帳などを見せて信じ込ませようとしますが、警察がLINEなどで連絡することはないとして注意を呼びかけています。

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