韓国・尹錫悦前大統領、警護付きでショッピング?…出頭拒否の中“自由散歩”に波紋

【06月17日 KOREA WAVE】韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)前大統領がソウル市瑞草区の高級マンション「アクロビスタ」に併設された商業施設(アーケード)をラフな服装で歩く姿が、SNSを通じて連日目撃されている。 SNS「X」のユーザーは6月13日午後8時47分、「タバコを吸いに出たらみかけた」として、アクロビスタ内で撮影した1枚の写真を投稿。写真には、紺色の半袖シャツに黒の長ズボン姿で警護員2人を伴い歩くユン・ソンニョル氏の姿が映っていた。 このユーザーは「(警察の)出頭にも応じず、本当にふてぶてしい。数カ月前にはあの人のせいで大騒ぎだったのに、今はこうして平然と歩いているなんて」と怒りを露わにした。また「近くでアルバイトをしているが、以前には“キムXX”(キム・ゴニ氏と推定)も見かけた」と明かした。 この投稿には「わざと目立とうとしているのでは」「近所の騒音おじさんかと思ったら……」「なぜこんなに自由に歩けるのか」「内乱の主犯が街を歩いていいのか」といった批判的なコメントが相次いだ。 一方、韓国日報も6月12日午前11時20分ごろ、ユン・ソンニョル氏がアクロビスタ地下商業施設にあるギャラリーから出て、健康・美容関連の店舗が集まるエリアに移動する姿を撮影・報道した。このときも警護員が同行していた。 6月12日は警察特別捜査団がユン・ソンニョル氏に対して2度目の出頭を求めた日だ。、ユン氏がこれに応じずに自由に行動していた点に批判が集まっている。 ユン・ソンニョル氏の弁護人は「高位公職者犯罪捜査処(公捜処)による逮捕状の執行試みは違法で無効な職務執行である。仮にそのような違法な執行に対抗したとしても、被疑者および大統領警護処所属公務員には特殊公務執行妨害罪や職権乱用権利行使妨害罪は成立しない」と主張した。 警察は、ユン・ソンニョル氏が3回目の出頭要求にも応じない場合、緊急逮捕や拘束令状請求などの強制捜査への切り替えも検討しているとされる。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする