2018年1月、さいたま市大宮区のマンションで、女性が殺害された事件で、警察が殺人の疑いで逮捕した男が、「ロープを使って首を絞めて殺した」と話していることが、捜査関係者への取材で分かりました。 この事件は、2018年1月4日ごろ、さいたま市大宮区寿能町のマンションで、茨城県に住んでいた宮本果歩さん(当時21)が首を絞められるなどして殺害されたもので、16日、殺人の疑いで無職の斎藤純容疑者(31)が、逮捕されました。 捜査関係者によりますと、斎藤容疑者は、宮本さんを「ロープを使って、首を絞めて殺した」と話していて家宅捜索の際、斎藤容疑者の部屋のあったアタッシュケースの中から凶器と見られる麻製のロープを押収しているということです。 警察は、斎藤容疑者が、同居中の両親がいないときに、宮本さんを家に入れた可能性もあるとみて、詳しいいきさつを調べています。 亡くなった女性の親族は、16日埼玉県警を通じて、「私たち家族は突然の知らせを受け、未だ受け止めきれない気持ちのままです。娘が事件に巻き込まれていたことを知らされても、信じられない、信じたくない気持ちでいっぱいです。今は、家族で静かに娘をしのびたいと思います」などとコメントしています。