徳之島 保育士殺害事件 家裁 男(18)を検察に逆送致

去年11月、徳之島で保育士の女性が殺害され、当時17歳だった男が逮捕された事件で、鹿児島家庭裁判所は16日「刑事処分が相当」と判断し、男を鹿児島地検に送り返す決定をしました。 この事件は去年11月、伊仙町の保育士・菊池房子さん(55)が自宅で死亡しているのが見つかったものです。 警察は、菊地さんと面識があり当時高校生で17歳だった男を今年2月、殺人などの疑いで逮捕しました。 鹿児島家庭裁判所は先月21日から男の心理状況を把握するための心理検査や面接を行う観護措置としていましたが、16日、男を鹿児島地検に送り返す=逆送致を決めました。 決定の理由を日向輝彦裁判長は「落ち度のない被害者を身勝手な動機で殺害した極めて重大で悪質な事案であり、刑事処分以外の措置を相当と認める事情は見いだしがたい」などとしています。 検察は今月25日までに男を起訴するかどうかを判断することになります。

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